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2021.06.20

日常生活での痛み(頭痛・首痛・肩痛・肩こり)

首痛・肩痛・腰痛・膝痛などは、日常生活で負担がかかりやすいため、痛みが出やすい場所となっています。

日本成人では、ほとんどの方が痛みを経験していると言われています。

頭痛・首痛・肩痛・肩こりの原因

頭痛・首痛・肩痛・肩こりは、現代病ともいわれています。

お悩みの患者さんは多く、特に最近は仕事や学校でもパソコン作業やスマートフォン、タブレットの使用が日常生活に浸透しています。

現状、それらをキッカケとする頭痛・首痛・肩痛・肩こりも増えてきています。

頭痛・首痛・肩痛・肩こりの原因としては、【姿勢】が大きく関与しています。

この姿勢が崩れると筋肉が過度な緊張を起こし、頭部を圧迫し、酸欠状態になり、血流不足になると考えられます。

痛みのメカニズム

通常、人間の背骨は横から見るとゆるいS字カーブを描いています。

首(頚椎)も彎曲があり、身体への負担を緩衝させています。

スマホ首・ストレートネック・猫背・不良姿勢により、頭部が前方に倒れると、

首(頚椎)が真っ直ぐになり、身体への負担の緩衝がうまくできなくなります。

そうなると、首(頚椎)を支える周囲の筋肉に負担がかかり、固くなるのです。

それが、肩こりとなり、痛みを引き起こすのです。

緊張型頭痛

頭痛にも種類がたくさんあります。最も多いのが「緊張型頭痛」です。

「緊張型頭痛」は、頭部、首、肩、背中にかけて筋肉が緊張し起こる頭痛です。

頭痛の7割が、この「緊張型頭痛」と言われています。

「片頭痛」ともよく聞きますが、片頭痛とは違って、日常生活には大きな支障はきたしません。

片頭痛の多くのは、ズキン、ズキンとした痛み、頭を動かすと痛みが強くなるなどです。

男性よりも女性に多いようです。幅広い年齢層に起こり得ると言えます。

頭痛・肩こりの原因

多くの原因は心身のストレス!

例えば、パソコン作業をしたりデスクワークなどで、長時間悪い姿勢を続けると、頭や首、肩、背中の筋肉などが緊張して固くなり血流が悪くなり、神経が刺激されて痛みが生じるのです。

精神的ストレスも、考え事が多かったりすると頭痛の原因になります。

頭の重さは、体重の約10%の重さがあります。(体重60㎏の人は約6㎏)

6㎏の頭が前に倒れれば倒れるほど、後ろで支える骨・筋肉が緊張し負担がかかるのはわかると思います。

その状態で長時間作業していれば痛みが出るのは当たり前なのです。

なので、正しい姿勢が大切になるのです。

 

解決法・和らげる方法

負担がかかっている筋肉の緊張をマッサージやストレッチにより取り除き、

血液の流れを良くしてあげると症状の軽減につながるでしょう。

もちろん日常生活での姿勢、仕事・家事でのストレスなどを意識的に和らげる必要があります。

症状が強い場合には消炎鎮痛剤などの痛みと目の薬の使用もいいです。

しかし、目標は【薬を飲まずに頭痛・肩こりの解消】です。

正しい姿勢

ポイント① 顎を引き、背筋を伸ばしましょう。

ポイント② 骨盤を立てましょう。

ポイント③ 膝と股関節が平行に。膝を約90度に。

ポイント④ 足裏全体をつく。

腰痛を防ぐ座り方

正直なところ、長時間この姿勢で座って仕事は難しいです。

正しい姿勢の意識は大事ですが、長時間作業中は少し休憩をはさみ、

首や肩を回したり、肩甲骨を上げ下げ、胸を張ったり、背伸びしたりすると良いでしょう。

頭痛・肩こり予防解消ストレッチ

頭痛・肩こり予防解消ストレッチの目的は、

頭部が前方に倒れることで、後ろの筋肉が緊張し負担がかかっているのを解消する目的です。

筋肉の緊張を和らげ、血流を良くして痛みを軽減させましょう。

目標:30秒×2セット(1日3回)

首のストレッチ

肩のストレッチ

胸のストレッチ

背中のストレッチ