ラグビーに多い怪我-症状や原因、治療法など‐久留米市-田中スポーツ整骨院
ラグビーはコンタクトスポーツなので、怪我が多く、ひどい場合が多く発生します。
もちろん、筋肉の疲労や使いすぎによる怪我も多く発生します。
怪我を事前に予防するのは難しいかもしれませんが、怪我をした後の処置がとても大事になります。
しっかり治して試合で最高のパフォーマンスを発揮できるようにしましょう。
ラグビーに多い怪我
膝関節の靭帯損傷
ラグビーでは膝関節の靭帯損傷が多く発生します。
膝関節には多くの靭帯があり、この靭帯により膝関節は支えられて動かせています。
- 前十字靭帯
- 後十字靭帯
- 内側側副靭帯
- 外側側副靭帯
接触などにより、大きな外力が膝に加わった際に、その外力の方向に応じて靭帯損傷を生じます。
一般的には外反強制により内側側副靭帯が、内反強制により外側側副靭帯が損傷し、また脛骨上端の前内方に向かう外力で前十字靭帯が、後方への外力で後十字靭帯が損傷します。
膝関節の半月板損傷
半月板(はんげつばん)は膝関節の中にあり弾力性のある線維軟骨とよばれる軟骨でできています。
半月板は関節に加わる体重の負荷を分散させるクッションの役割と、関節の適合性や関節の安定化を図る働きをしています。
主にスポーツ活動などによって、膝にひねりが加わると損傷を生じることがあります。
関節を動かす時や体重をかけた時に強く痛みを感じ、断裂が大きくなると膝の中でクリッと音が鳴るようになったり、膝が屈曲したまま動かなくなったり(ロッキング症状)することがあります。
また、関節に水が溜まったり、靭帯を損傷している場合は血が溜まったりすることがあります。
脳震盪
脳震盪はラグビー選手であれば一度は経験があるのではないでしょうか。
脳震盪は脳が揺れることによって起こる症状のことです。
相手選手からタックルを受けることで急な激しい衝撃によって体が吹き飛ばされると同時に脳も揺れてしまい、めまいがしたり、しばらく立てなくなってしまうこともあります。
その衝撃は頭部による直接的なものと、体全体がタックルで飛ばされることにより揺れてしまうことが考えられます。
頚椎損傷
タックルをされた際などにむちうち損傷のように頚に大きな負担がかかり、損傷します。
頚椎には大事な神経が多く存在するため、最悪の場合、麻痺など一生背負っていかなくてはならない後遺症を残すリスクだってあります。
治療法・セルフケア
怪我をして、初めて気付きます。
ちゃんとストレッチをしておけばよかった。などと。
そうならないために、セルフケアなどをしっかり行い、【怪我をしない身体作り】を目指しましょう。
練習前・後はもちろん、起床後、お風呂上りなどもストレッチを行うようにしましょう。
自分の身体のことを考えれるようになると、いろんなことに気付き、パフォーマンスアップにも繋がります。
セルフケアもストレッチだけではなく、食事や睡眠、練習や試合なども考える習慣を付けましょう。