ケガをした時は冷やす?温める?アイシングやホットパックの効果
怪我をしてしまった際に、応急処置としてアイシングを行うことが多くあります。
実際のところ、組織的にどのようにしたらいいのか簡単に説明します。
怪我をしたら早めの処置が一番大事です。
適切な処置を行うと予後が良くなります。
アイシングの効果
- 怪我によって起こった炎症の抑制
- 疼痛緩和
- 筋緊張の軽減
- 血腫(浮腫)の抑制
などが挙げられます。
炎症や痛みを最小限に抑えるために
受傷後3日間はアイシングをしっかり行いましょう。
※怪我の程度により異なる場合があります。
どのくらいの時間アイシングするの?
部位によって時間は異なりますが、20分×3セットを目安にアイシングしましょう。
20分行い、少し休憩を挟んで、また20分行う。
それを3セット行いましょう。
アイシングのデメリット
アイシングはあくまでも炎症の抑制や痛みの軽減を目的に行います。
組織を回復させる目的ではないため、長い期間アイシングを続けると逆効果な場合もあります。
受傷後3日程度アイシングを行い、痛みが軽減すればアイシングの必要性は少ないでしょう。
アイシングの注意点
過敏症などで寒冷刺激が対応できない場合は行わないようにしましょう。
凍傷(とうしょう)に注意しましょう。
アイシング時間が長い場合や氷などを直接当てて放置すると引き起こしてしまいます。