適正体重とBMI
体重増加は生活習慣病を引き起こす原因になります。
自分の適正体重を知り、それを維持することで健康を意識しましょう。
適正体重(標準体重)=身長(m)×身長(m)×22
例:身長(170㎝)の方であれば、1.7×1.7×22=63.58
63.58㎏が適正体重となります。
BMI値(Body Mass Index)は、肥満度を表す体格指数。
体重と身長から算出されます。子供は別の指数があります。
BMI値=体重(㎏)÷【身長(m)×身長(m)】
例:身長(170㎝)で体重75㎏の方であれば、75÷(1.7×1.7)=25.95 BMI=25.95
18.5~25を保てるように、食事・運動・睡眠を心がけましょう。
成人日本肥満学会の判定基準BMI値判定
18.5未満低体重(痩せ型)
18.5〜25未満普通体重
25〜30未満肥満(1度)
30〜35未満肥満(2度)
35〜40未満肥満(3度)
40以上肥満(4度)
世界保健機関(WHO)の判定基準BMI値判定
16未満痩せすぎ
16.00〜16.99以下痩せ
17.00〜18.49以下痩せぎみ
18.50〜24.99以下普通体重
25.00〜29.99以下前肥満
30.00〜34.99以下肥満(1度)
35.00〜39.99以下肥満(2度)
40.00以上肥満(3度)
病気のリスク肥満は、糖尿病、高血圧、脂質異常などの生活習慣病にかかるリスクが高くなります。
痩せは栄養不良、慢性進行性疾患などが生じることがあります。
妊婦の場合は、肥満(BMIが25以上)になると、
妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、巨大児の発症率、帝王切開率が高くなり、
痩せ(BMI が18.5未満)になると、切迫早産、早産、低出生体重児を出産するリスクが高くなります。