サッカーに多い怪我-症状や原因、治療法など‐久留米市-田中スポーツ整骨院
サッカーに多い怪我の症状や原因、治療法などを簡単に説明します。
サッカーの怪我でプレーに支障をきたし、パフォーマンスが低下する選手が多くいます。
怪我を事前に予防し、怪我をしてもしっかり治すことを意識しましょう。
怪我の種類
足関節捻挫
サッカーでは、一番多く発生します。
接触や切り返し、ジャンプの着地の際などに、足首を捻ることで靭帯を損傷します。
痛みや腫れ、熱感の症状があり、ひどい場合には靭帯が損傷・断裂します。
靭帯は足首を安定させる役割があります。
捻挫をすると靭帯が伸びてしまい、足首を安定させる役割を果たさず、再発(捻挫癖)しやすくなります。
膝関節の靭帯損傷
急なストップ動作や切り返し、接触で足を巻き込まれて膝が捻じれて損傷します。
内側・外側側副靭帯:膝の左右への安定性
前・後十字靭帯:膝の前後への安定性
膝関節の靭帯は膝関節の安定性を保つ役割があります。
靭帯を損傷すると、膝の安定性が失われ、運動制限がかかるのはもちろん、半月板などの損傷を合併してしまう恐れもあります。
オスグッド・シュラッター病
スポーツ障害の中でも多く発生し、使いすぎ(オーバーユース)による成長期のスポーツ障害の代表疾患です。
成長期には急激に骨の成長が進むために筋肉や腱がその成長に追い付かず炎症を起こしてしまいます。
太もも前の大腿四頭筋の柔軟性低下が原因で、走りやジャンプなどの繰り返しにより負担がかかり、大腿四頭筋の付着部である脛骨粗面が剝がれたり、炎症を引き起こします。
ジョーンズ骨折(疲労骨折)
ジョーンズ骨折(第5中足骨疲労骨折)は、ランニングやジャンプ動作の繰り返しによる過度の負荷が加わることが原因で発生します。
足部のアーチに負担がかかり発生するため、足部のアーチが機能的に働いていないといけません。
サッカーのスパイクは幅が小さい事や、切り返しやステップ動作により負担が増えることも原因とされています。
肉離れ・筋膜炎
肉離れ・筋膜炎は、筋肉が急激に引き伸ばされて発生します。
特に、太ももやふくらはぎに多く発生します。
ストレッチや筋力のアンバランスが原因で発生します。
治療法・セルフケア
怪我をして、初めて気付きます。
ちゃんとストレッチをしておけばよかった。などと。
そうならないために、セルフケアなどをしっかり行い、【怪我をしない身体作り】を目指しましょう。
練習前・後はもちろん、起床後、お風呂上りなどもストレッチを行うようにしましょう。
自分の身体のことを考えれるようになると、いろんなことに気付き、パフォーマンスアップにも繋がります。
セルフケアもストレッチだけではなく、食事や睡眠、練習や試合なども考える習慣を付けましょう。